AGATA YAMAGUCHI

Graphic Designer

View of the front of the eye

DM

2016

スマートフォンが普及し、誰でも簡単に写真が撮れるようになった。以前のようにカメラを構えて撮るという姿勢ではなく、ノーファインダーでバシバシ写真が撮れる。

街が乱雑なほど、興味が引かれるものが沢山ある。以前は面白いと思ってもカメラが無ければメモを取るかスケッチをするなど、不鮮明で曖昧な記憶を頼りにするしかなかった。

しかし今は、歩いていて、ふと出くわす目の前の出来事や事柄を誰もが記録できる。構えるという行為がなくなった分。、偶然性を大切にできる。

一瞬一瞬の大切さは薄れたがすぐ記録できる利点は現代においての特権だ。

ありふれた街の風景、誰もが通り過ぎる場所でも1人1人見ている風景は全く違う。自分しか興味のないモノ、他人が興味あるもの、視点は全く異なる。向き合い方や感じ方も様々である。絵の素材を探すとき自分の空想を頼りにしたり、一眼レフのファインダーを覗きながら、絵の構図を考える必要はない。

 

Client : Non client

ArtDirection & Design : Agata Yamaguchi

 

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