【ブランディング基礎2】ブランド力とは(前編)
2019.08.31
こんにちは。
アートディレクターの山口崇多です。

前回に引き続き、ブランディングの基礎について、お話しします。

今回のテーマ 「ブランド力」

○○力という言葉はたくさんあります。
記憶力だとか、想像力とか…。
これらについては皆さまご存知の通り、○○する能力のことを指します。

しかし「ブランド」と「力」が合わさると、途端に難しくなります。
ブランドする能力??と言われても何のことだかさっぱりわかりませんよね。

今回は、「ブランド力」とはいったい何か? について迫っていこうと思います。

前回までのおさらい

さて、まずはおさらいからはじめていきましょう。
前回はブランドとは一体何かについて、
ベンツを例に考えていきました。

ブランドイメージ ブランディング だいたいの方がベンツを思い浮かべた時に、
「高級そうだなあ」 などとイメージが浮かんできたと思います。
その心に浮かぶイメージこそが「ブランド」でしたね。

ブランド力とはイメージを想起させる力

このように、人にイメージを想起させる力がブランド力です。

ブランド力があるということは
人々の印象に残っており、イメージとして頭に浮かびやすいということです。
対してブランド力がないということは
印象が薄く、なかなか思い出してもらえないということなのです。

購買までの行動を変えてしまうブランド力

では、ブランド力の有無が人の行動にどのような違いを生むか、
例示して説明していきます。

ここに喉がカラカラに渇いたAさんとBさんがいるとしましょう。

Aさんは、喉が渇いているものの、飲みたいものが浮かんできていません。
とりあえず、家から一番近いコンビニで探してみることにしました。
沢山ならんでいる清涼飲料水のコーナーで立ち止まります。 ブランドイメージ ブランディング 棚の上から下まで目をやりながら、こんなことを考えます

「今日は暑いから、さっぱりとしたものがいいかなあ」
「甘みが少なそうな炭酸・・・」
「うーん、新発売なのかな。まあカロリーも低いし試してみようか!」

色々と悩んだ末、Aさんはやっと飲み物を手にすることができました。
購入まで、3分くらいは悩んだのではないでしょうか。

Bさんはどうでしょう。
Bさんも同じく喉が渇いていました。
喉が渇いたなあと感じた瞬間、シュワシュワとした泡が弾けるイメージが浮かんできます。

「コーラが飲みたいなあ」

そう思ったBさんはすぐに近くにあるコンビニに向かいました。
ブランドイメージ ブランディング そして、迷うことなくコーラを手に取りました。
購入まで、とてもスムーズですよね。

AさんとBさんはどちらも同じ「喉が渇いた」という生理的欲求から
商品を購入しようと考えましたが
二人の購入決定までの時間は、全く違いましたね。

Aさんのお話の中には、ブランド力のある商品がなかったため
なかなか買うものを決められませんでした。

一方、コーラはブランド力の高い商品であるため、
Bさんにはすぐにコップに注がれた時のシュワシュワと弾けるコーラをのイメージが浮かび
コンビニに行く前からコーラを買うという明確な目的ができていました



このように、ブランド力がある商品は、
人が「買いたい」と思うようなイメージを想起させる力があり、
購買を後押しすることができるのです。

まとめ

それでは、ここまでの内容をまとめます。
・ブランド力とは人にイメージを想起させる力のこと
・ブランド力があると、欲求が生じた段階で頭にイメージとして浮かびやすい
・ブランド力があると、購買までの時間が短くなるという傾向がある


ブランド力と売り上げアップの関係性については、
また今後の記事で詳しく説明していきます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。 具体的なお悩みやご相談は、CONTACTページからご連絡頂けますと幸いです。



山口崇多
このエントリーをはてなブックマークに追加

©agata yamaguchi ALL Rights Reserved.