【ブランディング基礎5】ブランドの残存効果
2019.09.22

こんにちは。アートディレクターの山口崇多です。
みなさま、煮物を作ったことはありますか。
急いで作っても味が具材に浸透せず美味しくならないのですが、弱火で時間をかけて煮るとしっかりと味が染みてとても美味しく仕上がりますよね。
ブランドも似ているかもしれません。
すぐに立派にすることはなかなか難しいのですが、しっかり根気よく育てて行くことで、世間に浸透していきます。
今回は、ブランドを育てることで得られるメリットの1つである「残存効果」についてお話していきます。
その効果は一時的ではなく、長期間にわたって持続します。
その最大のメリットはやはり、広告宣伝費をかけなくても良いということでしょう。
例えば、新キャラクターを作ったり有名なアニメやアイドル等とコラボレーションをしたりすれば世間に認知され、一気に知名度を上げることが可能です。
ただ、この戦法で長く戦ってゆくのはとても大変です。
プロモーションは、実施期間中の効果は絶大であるものの、期間が終わってしまうと効果が薄れてしまうからです。
そのため、継続的に効果的なプロモーションを行ってゆく必要があるのですが、これにはとてもお金がかかります。
プロモーションとは異なり、ブランドは育て始めてすぐに効果が出るものではありません。とても時間を要します。
しかしブランド力が蓄積されると、その効果は半永久的です。新商品をCMで知ったとしても、好きだったコカコーラが突然美味しそうに思えなくなる、なんてことはありませんよね。
コツコツとブランド力を積み上げてゆくと、プロモーション戦略や低価格戦略で一時的に知名度が上がった競合にシェアが奪われたとしても、培ってきたブランド力が、カバーしてくれるのです。

駅前にオープンした飲食店に最初は行列ができているものの、数ヶ月で閉店なんて状況はよくあります。
それに比べ、ブランド力があるお店(ファンや「口コミ」を地道に獲得してきた飲食店)はそう簡単には潰れません。
千里の道も一歩からです。ブランディングに対するご相談がございましたら、CONTACTページからお気軽にご相談ください。
みなさま、煮物を作ったことはありますか。
急いで作っても味が具材に浸透せず美味しくならないのですが、弱火で時間をかけて煮るとしっかりと味が染みてとても美味しく仕上がりますよね。
ブランドも似ているかもしれません。
すぐに立派にすることはなかなか難しいのですが、しっかり根気よく育てて行くことで、世間に浸透していきます。
今回は、ブランドを育てることで得られるメリットの1つである「残存効果」についてお話していきます。
今回のテーマ ブランドの残存効果
ブランド力が高い商品は、人に良いイメージを定着させる力があります。その効果は一時的ではなく、長期間にわたって持続します。
その最大のメリットはやはり、広告宣伝費をかけなくても良いということでしょう。
プロモーションは有効だが、続けるのは大変
競合に打ち勝つための手法として、プロモーションに莫大な予算を注ぎ込むというものがあります。例えば、新キャラクターを作ったり有名なアニメやアイドル等とコラボレーションをしたりすれば世間に認知され、一気に知名度を上げることが可能です。
ただ、この戦法で長く戦ってゆくのはとても大変です。
プロモーションは、実施期間中の効果は絶大であるものの、期間が終わってしまうと効果が薄れてしまうからです。
そのため、継続的に効果的なプロモーションを行ってゆく必要があるのですが、これにはとてもお金がかかります。
ブランド力の効果は長く続く
プロモーションと似ているようで異なるのがブランドの育成です。プロモーションとは異なり、ブランドは育て始めてすぐに効果が出るものではありません。とても時間を要します。
しかしブランド力が蓄積されると、その効果は半永久的です。新商品をCMで知ったとしても、好きだったコカコーラが突然美味しそうに思えなくなる、なんてことはありませんよね。
コツコツとブランド力を積み上げてゆくと、プロモーション戦略や低価格戦略で一時的に知名度が上がった競合にシェアが奪われたとしても、培ってきたブランド力が、カバーしてくれるのです。

駅前にオープンした飲食店に最初は行列ができているものの、数ヶ月で閉店なんて状況はよくあります。
それに比べ、ブランド力があるお店(ファンや「口コミ」を地道に獲得してきた飲食店)はそう簡単には潰れません。
千里の道も一歩からです。ブランディングに対するご相談がございましたら、CONTACTページからお気軽にご相談ください。
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