メディアとしてのパッケージデザイン
2019.09.24
こんにちは。
アートディレクターの山口崇多です。

今回はブランディングではなく、デザインに関してお話ししていきます。

今回のテーマ メディアとしてのパッケージデザイン

商品を世に出す際に避けては通れないのがパッケージデザイン。
パッケージデザインは単に見栄えを良くするための飾りと捉えられがちです。
しかし、自分たちが自信を持って生み出した商品の良さを店頭でしっかりと伝えることができるものは、パッケージデザインなのです。

商品の良さを適切にアピールするためには、パッケージデザインをWEBや広告、テレビなどのメディアと同等に考えてみましょう。

メディアとしてのパッケージデザインがもつ3つの特徴

パッケージデザインをメディアとして捉えると次の3つの特徴が挙げられます。

パッケージデザインの3つの特徴

パッケージデザインはお客様との接触頻度が高い

他のメディアと比較した時にパッケージデザインが有利になる特徴として挙げられるのが接触頻度の高さです。

お客様がその商品を知るきっかけからその商品を手放すまでのフローは、おおよそ

探索 ▶︎ 購入 ▶︎ 使用 ▶︎ 廃棄

という4つの項目に分類することができます。
テレビやWEB、広告は、主に「探索」「購入」という場面でお客様と接触します。
一方でパッケージデザインは、「探索」「購入」という場面はもちろん、「使用」「廃棄」という場面でもお客様と接触することができます。

パッケージデザインの購入頻度

つまり、パッケージデザインはテレビやWEB、店頭だけでなく、日常生活のふとした瞬間でも触れる機会、見る機会があるということです。

接触頻度が高いと、どのような良いことがあるのでしょうか。

一つはリピーターの獲得です。日々目にすることによって愛着を抱かせ、次回購入時の選択肢となることができます。
もう一つは新規顧客の獲得です。家族や友人が使用している商品を見て、自分も買おうと思った経験はありませんか?身近な人が使用していたという安心感が加わり、新規購入への障壁を小さくすることができるのです。

接触可能で消費者との距離が近いパッケージデザイン

パッケージは触れることができるという点で、WEBやテレビと大きな差があります。

触れることができるパッケージ

接触するということは、そのパッケージデザイン自体に形状や質感を感じるとが出来るのです。

缶コーヒーのファイアの特徴的なダイヤの凹凸なんかは、触覚にダイレクトに繋がりますよね。
目を閉じて触っても、「これはファイアだな」と当てることができると思います。

このようにパッケージデザインは触れた時の心地よさという点でも記憶されます。これによりブランドイメージを差別化でき、購買時に連想されやすくなります。

まとめ

このように、パッケージデザインはお客様と密接に関わることができます。良い印象を与えたり、売上を向上させるためには軽視できない要素です。

WEB広告やYOUTUBE広告、SNSを駆使したマーケティング戦略もとても大切です。しかし、パッケージデザインが中途半端ではこれらの効果も半減してしまいます。
まずは商品のパッケージデザインが的確に魅力を伝えることができているか、再確認してみると良いと思います。

パッケージデザインに関するお悩みがございましたら、CONTACTページからご連絡ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このエントリーをはてなブックマークに追加

©agata yamaguchi ALL Rights Reserved.