4P政策とトータルデザイン1
2019.09.28
こんにちは。
アートディレクターの山口崇多です。

これまでブランディングに関する記事を中心に書いてきましたが、今後は合わせてマーケティングについても説明していきます。
というのも、デザインやブランディングとマーケティングは相関関係にあるからです。

マーケティングの前に、ブランディングの基礎的なことを学びたいという方は、ぜひこちらをお読みください。

それでは、ブランディングやデザインと密接に関わるマーケティングについて、基本から解説をはじめます。

今回のテーマ 4P政策とトータルデザイン

皆さま、ビジネスフレームワークという言葉を聞いたことはありますか?
経営状況や戦略を分析するための「枠組み(フレームワーク)」のことで、マーケティングで使用する事が多いものです。

代表的なものに、3Cや4P、SWOT分析などがあります。何かを企画したり、自社のことを分析する際にも役立つスキルなので初めて聞いたという方は是非調べてみてください。

今回はビジネスフレームワークの「4P政策」についてお話します。

4P政策とはマーケティングに重要な要素である、4つのPの頭文字を取った言葉になります。

ブランディングとマーケティング 4P政策

分かるようで分からないこの4要素は、消費者目線で考えてみると理解しやすくなります。

まず1つ目のPであるProduct。これは商品(外見であるパッケージデザイン、内容物)を意味します。
2つ目のPlaceは売り場です。
そして3つ目のPromotionは広告やCM、webサイトなどが当てはまります。

消費者はProduct、Place、Promotionの魅力により購買意識を抱きます。
「この商品いいなぁ」「この商品欲しいなぁ」と思う状態です。

しかし消費者は「良い」「欲しい」と思ったら即何でも購入する訳ではありません。
4つ目のPであるPrice(価格)に納得してはじめて、購入に至ります。

ブランディングとマーケティング 4P政策

つまり、消費者に購入を促すには下記の2つの方法が有効です。

①商品、売り場、広告は据え置きで、それらに見合うよう価格を下げる。(価格がやすいことを一番の魅力とする。)
②価格は据え置きで、価格に見合う魅力的な商品、売り場、広告となるよう改善する。

デザインやブランディングの力で、商品の価格を下げるのは現実的とは言えません。
しかし、デザインやブランディングをしっかりと行うことで、価格に見合う魅力的な商品、売り場、広告をつくりだすことは可能なのです。

4P政策とブランディングが関連していそうだということを、何となく感じ取っていただけましたでしょうか?
次回は、4P政策の考え方をもとにしたデザインやブランディングについて、もう少し具体的にお話します。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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