4P政策とトータルデザイン2
2019.10.06
こんにちは。
アートディレクターの山口崇多です。

10月になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
私は暑さにめっぽう弱いため、早く涼しくなってほしいと切に願っています。

さて、今回も前回に引き続き4P政策とトータルデザインについてお話していきます。
前回の記事では4P政策についての解説を中心に行いましたので、内容を思い出せないという方は読んでみてください。

今回のテーマ 4P政策とトータルデザイン

4Pのうち「Product(パッケージデザイン)」「Place(売り場)」「Promotion(広告)」はデザインと密接に関わる要素です。
これら3つの観点で商品を分析すると、色々な問題点が分かってきます。
例えば「A社と比べてパッケージが目立たない」、「売り場のショーケースがイマイチ」、「B社のようにCMに有名芸能人を起用した方が、知名度が上がるのではないか」というように、改善すると売上アップが見込めそうな課題が見えてきます。

しかし、改善に取り組む前に気を付けなければならないことがあります。
それは「Product」「Place」「Promotion」の1つだけに集中して予算を投じないことです。

例えば、「Product」だけに費用をかけて、「A社と比べてパッケージが目立たない」を改善したとします。

ブランディングとマーケティング 4P政策

しかし「売り場のショーケースがイマイチ」という問題はそのままだったとしたらどうでしょう?
「パッケージはオシャレだけれど、あの微妙なお店で買ったと思われたくないなあ。」というように、かえって欠点が目立ってしまうのです。


「B社のようにCMに有名芸能人を起用した方が、知名度が上がるのではないか」と考え、「Promotion」だけに費用をかけてしまう企業も多いかと思います。

ブランディングとマーケティング 4P政策

後日詳しく解説しますが、プロモーションというのは自分から自分の良さを伝えることです。ブランド力が強く、相手側から自分の良さを分かってもらえている商品でなければプロモーションの効果は期待できないのです。
そのため、広告や自社WEBサイトだけ良いものを作っても、「店舗に行ってみたら商品も内装も思っていたより微妙だなあ。」とがっかりされてしまうのです。

このように、1項目だけ改善して素晴らしいものにしても、その他の粗が目立ってしまうことがあります。これはトータルデザインができていない状況です。
どれか1つだけ変えてしまうのではなく、「Product」「Place」「Promotion」の調和を考え、同じ方向性のデザインに整えることがトータルデザインです。
ブランディングとマーケティング 4P政策

一貫したアートディレクションによってトータルデザインを行うことで、「Product」「Place」「Promotion」が相乗効果を生み、お客さまに対して的確に魅力を伝えることができるようになります。
課題に対して対策を打っているにも関わらず思ったような効果が出ていないという方は、トータルデザインができているかどうか再確認してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
トータルデザインに関するご相談はCONTACTページからご連絡ください。
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